葬儀屋経験者が語るアニメ「葬送のフリーレン」の魅力4選

ネタ

アイキャッチ画像引用元 ー PRTIMESより 

今回ももう一度見返したくなるアニメ記事として書き始めましたが、初の試みとして葬儀経験者としての知見を入れながら書いてみることにしました。
※もちろん、守秘義務に配慮しているのでご安心を。

うまく魅力を伝えられている部分もあると思います。
そして、もう一度見返してみてください。まだ見ていない人は、ぜひ見てみてください。

※下記引用ブロック内の情報は「葬送のフリーレン公式」さん、あるいは「PRTIMES」さんからDL可能な画像、または埋め込みで引用させていただいております。予めご留意ください。
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誰に向けた記事か

・おすすめアニメを知りたい人
・葬送のフリーレンの魅力を知りたい人
・話題のアニメを探している人
・もう一度見たいアニメで迷っている人



葬送のフリーレン 魅力4選

もう一度見返したくなるような記事を書きたいという気持ちで、葬儀経験を併せて書いてみました。
記事を書いていく中で、アニメと現実世界を行き来するような感じになりながらも魅力を4つ伝えるということに注力しました。

ちなみに考察とかを深めている記事ではないので、ご容赦ください。


魅力① 世界観 日本の葬儀とはまるで違う

中世ヨーロッパをベースにした架空の世界で「勇者ヒンメルの死後〇年」という独特な時系列で展開していきます。
そして、決定的に違うのが「葬送」で言えば、日本の葬儀では火葬を行います。

そして、遺骨を橋渡しで送り、骨壺へ。

しかし、フリーレンの世界線はそもそもヨーロッパです。
葬儀を行うのも教会で、式内では讃美歌を歌い、地域にもよりますが土葬を行います。

一方、日本では土葬は地方自治体などの許可が必要です。
許可を得た後でも、墓地以外での土葬はNGとなっています。自分の家の土地だとしても許可がないと法律違反に当たります。

現実世界のこと 埋葬

■日本
・方法:火葬
・土葬:地方自治体の許可が必要
・場所:会館や葬儀場(たまにお寺)

※破ると捕まっちゃうよ


■ヨーロッパ
・方法:土葬 
・火葬:イギリスやスイスでは多いとのことです(地域差が大きいとのこと)
・場所:教会



アニメ記事なのに少しフィクション感が薄れていくかもしれません。元も子もありませんね。

アニメの世界線へ戻りましょう。


主人公は千年前から生きているエルフであり、ヒンメルという旅を共にしていた人間の死から物語がスタートします。
ヒンメルの葬式も教会で上げていて、ヨーロッパが舞台だけあって土葬されています(1話より)

さらに言えば、魔法も使うし、魔族も出てくるし、エルフもいるし、異世界アニメですね。
日本の葬儀とその日常生活とはかけ離れています。アニメなのだから当然ですね。

ただ、かなり日常部分を丁寧に切り取った作品なので人間の奥行みたいなものを感じさせてくれる作品です。

戦闘シーンもあり、戦闘シーンは別で楽しめるので日常の人間模様と戦闘シーンとでメリハリのある作品でもあります。



魅力② 人が違うと物語が違う 家族が違うと葬式が違う

一人ひとり人生があります。
ヒンメルという基準があるからこそ、フリーレンの旅はさらに色鮮やかなものになっていました。
ヒンメルたちとの冒険を通して得たもの、まだまだ知りたいことを携えて新たな仲間と共に旅を続ける。なんだか人生みたいです。

僕らの人生という旅はどうでしょうか。
どんな時間を誰と過ごすのか。別れももちろんあるでしょうし、喧嘩もあるでしょう。でも、その時間をちゃんと生きたことが次の縁や運を引き寄せるのかもしれないなと考えています。

そして、葬儀でも家族(アニメで言えばパーティー)の色が明確にあります。
守秘義務として、雰囲気だけのお伝えになりますが、笑って明るく見送る家族もあれば、全体に悲しみが広がっていることもあります。


一緒に過ごす人が違えば全く違ったものになるのだと身を持って感じました。
自分の葬式は、どうあってほしいだろうか?

そんなことをふと考えることもあります。そして、であれば今の自分はどう生きている方が理想のラストに近づけるか。少し自分の中でも整理が必要な部分だと思います。

※ちゃんとアニメの話に戻りましょう。w 話を戻します。







魅力③ 制作者 ヨルシカ 

ここからは、アニメに戻します。
アニメ「葬送のフリーレン」の制作会社は、マッドハウスといいます。

主に新作のHUNTER×HUNTERも手掛けた制作会社だそうです。恥ずかしながら僕は今回の記事を書くうえで初めて知りました。

フリーレンの作品自体はとても豊かさというか日常の中の人間関係もしっかりと描いていて、食事、睡眠、街並みなどそういった環境も含めた「生活」というところにも注目できる作品だなという印象です。

その生活を通して、お茶目なところだったり遠回りすることが豊かだったり都合のいいように考えることが人間だったりみたいなことをしっかりと押し出してくれています。



もちろん戦闘シーンは戦闘シーンで躍動感があってとても面白いのですが、違った面白さが散りばめられている感じです。

人間を知りたいエルフは、実は僕らなんだと気付かされます。
僕らも人を知っていきたい。例えば、好きな人を知りたいという感情は個人的にはとても共感ができる部分なのですが、同時に怖さもあったりします。

嫌いな人がいたら、なんであの人はこういったことをするの?と同じく知りたくなったりします。
どんな人でも、「人を知ること」をどこかのタイミングやったことがあると思います。
そういう意味では、フリーレンたちがやっていることは僕らとも共通する部分があり共感できるアニメになっています。


歌も豪華

純粋に歌がアニメに合っているし、いい曲ばっかり選曲しています。

主題歌オープニング歌っているのが、1期2期あわせてヨルシカ、milet、YOASOBI、Mrsグリーンアップルが歌っています。

豪華すぎません?と言いたい。
そして、エンディングもかなりイカシてます。

僕個人としては、1話見終わった時点でいい歌だなというところから見続ける要素の1つになっていたように思います。

第一期のOPとEDを置いておきます。
※著作権に配慮して、公式サイトからYOUTUBEの埋め込み。

引用元 ー TOHO animation チャンネルより
『葬送のフリーレン』ノンクレジットOP(第1クール)/OPテーマ:YOASOBI「勇者」

引用元 ー TOHO animation チャンネルより
『葬送のフリーレン』ノンクレジットED/EDテーマ:milet「Anytime Anywhere」



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そして、観ていくうちに、物語にのめり込んでいきました。豊かだな、素敵だな、面白いな、と何度も見返しているアニメの一つになりました。

当時の僕は、豊かさって何だろうみたいなところを考えていた時期でもあったので、当時の自分にぶっささったという感じです。



魅力④ キャラクター

なんといってもこの世界観プラスアルファやっぱりアニメ自体、物語を面白くしているのはキャラクターだと思っています。

ちなみに、日本の葬儀で言えば、喪主さんのキャラクターがそれぞれ本当に違うな。という印象です。
年齢も性別も家族構成も違うので、やはりそれぞれの家族の歴史を感じ取ることができます。

もちろん、アニメと一緒ではないのですが、それぐらいアニメのキャラクターもディテールを具体的にしていくことで、明確にキャラクターというものが生まれて物語自体を面白くしていくのだと思います。



フリーレン CV.種﨑敦美

物語の主人公でエルフの魔法使い。
お姉さんと自称する子供のようなエルフ。だらしなさも魅力的な部分。人生二周目というか長生きな分達観している部分がある。でも、長く生きたからこそ過ちを犯した。
それが、「人間を知りたいと思うようになったこと」

ヒンメルたちと魔王討伐を果たしたパーティーの魔法使い。
今度は、フェルン、シュタルク、ザインなど個性豊かなメンバーと旅を始める。
ダメさ加減と頼れるお姉さんという落差があるのはやっぱり魅力的だなと思います。

人はギャップに弱いと言いますが、まさにギャップがある素敵な主人公です。




フェルン CV.市ノ瀬加那

魔王討伐の時に僧侶として同じパーティーで旅をしていたハイターから預かった人間の魔法遣い。

修行を重ねて、ハイターを安心させたいという想いから魔法で生きていけることを証明しようとする姿は、生命力を感じさせてくれます。

若さゆえの弱い所を見せたくなかったり、無理して頑張ってしまう部分だったり、思春期の女の子という一面がとても人間らしいです。

男性からの人気は集めていると思いますが、女性からはどう見られているのか気になります。




シュタルク CV.小林千晃

シュタルクは魔王討伐で一緒に戦った戦士、アイゼンの教え子。
家庭では落ちこぼれのような扱いを受けているが、実際はアイゼンにも恐怖を与えるほど強い戦士。

戦士としての顔と、日常生活のダメ男ぶりのギャップがとてもいい味を出しています。
一番好きなところは、怖いという感情をちゃんと怖いまま感じている素直なところです。でも、そこで逃げるか立ち向かうかを選ぶのは自分自身。シュタルクを見ているとこちらまで勇気をもらえます。

応援したくなるキャラクターです。




ザイン CV.中村悠一

新パーティーの僧侶です。僧侶も魔法を使いますが、神様の魔法を使えるのが僧侶だそうで、簡単にわかりやすく言えば、ドラクエの回復魔法を使えるようなキャラです。

僧侶は、日本的に言えばお坊さんです。
しかし、ザインは煩悩の塊。賭けをしたり酒を飲んだり、煙草も吸いますし、大人のお姉さんを探しています。

でも当時もそんな僧侶はいたでしょう。
アニメとしては中世ヨーロッパのような世界観ですが、実際にいたでしょう。やっぱり人間だなと説得力があるキャラクターだなと思いながら見ていました。

煩悩が出ていても、そこが魅力となってしまうのだから魅力的なキャラクターであることは間違いありません。むしろ、欲というのは魅力なのでは?と思えてきます。




ヒンメル CV.岡本信彦

魔王討伐パーティーの勇者。
フリーレンにとっては、何も知らない人。だが、フリーレンの人生を変えてしまった人。

自らの銅像を各地に作らせ、イケメンであるかどうかその要素だけで、作品のリテイクを鬼のようにさせるナルシスト。

さらには、ロマンチックなセリフを大真面目に吐けるロマンチスト的な側面も併せ持つ。
でも、個人的には全く嫌な感じがしないので、嫌いにはならない。

イケメンかどうか、ナルシストかどうかよりも、セリフを聞いているととても前向きな事ばかりを言っていることに気が付く。

つまり、考え方や生き方の方が個人的には好きな部分です。
多分バカとかアホとかって思い出に残るんだと思います。おそらく、記録にはもちろん残らないかもしれないけれども記憶に残る人なんだなと思います。
そして、さらにフリーレンがいるからこそ、その魅力がより一層際立っていて、お互いを輝かせるニコイチみたいな感じでエモいです。






アイゼン CV.上田燿司

魔王討伐パーティーの戦士。

戦う時の怖さを、ちゃんと怖いと認めて向き合えるその強さは、僕たちも見習うべき部分だと見ていて思いました。戦士でもあり、人間的な部分が戦士らしく戦いの中で浮き彫りになるのも素敵だなと感じます。

おそらくパーティの中で一番動物的なのだと思っています。恐怖から、腕が震えると言うのも戦おうとしているのだと、共感できるし、ちゃんとこちら側にも伝わある部分で、個人的には結構好きなキャラクターです。






ハイター CV.東地宏樹

魔王討伐パーティーの僧侶で、フェルンを預かって親代わりをしていた。
僧侶で酒が好き。というろくでもない部分もあれば、包み込むような優しさも持ち合わせていてそこが魅力的です。

個人的に好きな部分は、二日酔いで戦闘では使い物にならなかったことが多かった部分と、「天国はある」と都合よく考えた方が良いという考え方です。

人間はそこまで強くありません。だからこそ、救いが必要であり、それは都合が良くていい。
その都合のよさが救いになることがあるとわかっているのは、本質的な事を言っているのだと僕は受け取っています。

だからこそ、信頼できる僧侶だなとも思います。ろくでもないのだけど。w
あと、冒険のパーティーに一人は欲しい人材です。面白いキャラです。




フランメ CV.田中敦子

フリーレンの魔法の師匠。1000年以上前に実在した大魔法使い。
印象的なのは、やはりフリーレンに言ったこのセリフではないでしょうか。
ですねでこの人の言葉でえっとなんかとても印象に残っているのがあのその「何を思ったか、大きな間違いを犯すようになる。人を知りたいと思うようになる。

この言葉を受け取ったフリーレンが、ヒンメルの死をきっかけに人を知りたいと思うようになったのは、僕らで言えば先輩や親の言っていたことが後々わかる、みたいなもので、その時はわからなくても、後になって分かることは山ほどあります。

こういう部分を見ても、やはり人生というか、日常生活に根差している作品なのだと思います。

フランメってすごい人でした。




ゼーリエ CV.伊瀬茉莉也

大魔法を使い。でも、魔王は倒していません。
フリーレンと同じエルフ族。

僕はアニメしか見てないので全くわかりません。ただめっちゃ強いっていうのだけはわかります。
何と言っても、魔力を制限してなお、強大な魔力を纏っている姿はバケモノです。

そして、印象的なのがフリーレンからの評価です。

「ゼーリエの直感はいつも正しい」

これ、すごい言葉です。フリーレンはゼーリエが嫌いだけど、絶大な信頼を置いているわけです。
そして、直感が正しいのは本質を捉える能力が高いのだと思います。

魔法に対する考え方の違いは、まさに僕らが現代で直面している時代の変化のようにも捉えられます。
競争ではなく、個性を見る。

魔法は何のために存在しているのか。時代によって求められるものが異なるのは僕らの現実世界の道具や文化とかとも通じる部分があるのではないでしょうか。
とにかく強すぎる魔法使いです。

おまけ 知っておいてほしいこと

知っていおいてほしいことは、2つ。
アニメ再開時期と、漫画派の人へ。

第3期 準備中です

第3期は、2027年10月に放送を予定しているとのことです。

来年(記事執筆時2026年8月)の10月なのでまだ先ですが、かなり楽しみにしています。


漫画でも読みたい方はぜひ

マンガ派だと言う方もいると思います。

無料で全巻読めるサイトはありません。もちろん、お金をちゃんと払って購入すればマンガでは読み進めていけます。

いやいや、単行本で追っていると言う人もいますね。個人的には、すでにアニメ放送もされているマンガ原作ものは一気読みしたいので全巻大人買いをする場合があります。
※ナルトは全巻大人買いをして読みました。w

大人買いしたい方や、大人買いはやったことないけれどしてみたい方にはこちらがおすすめです。

葬送のフリーレンを漫画で読む(紙書籍・電子書籍)

※2026年8月現在の全巻分です。




【まとめ】葬儀屋経験者が語るアニメ「葬送のフリーレン」の魅力4選

結論、葬送のフリーレンはめちゃくちゃ面白いアニメです。僕は流し見も含めると10周は見ているかもしれません。
そして、今回は初の試みとして自身の仕事の知見も併せて記事にしてみました。
新たな視点から葬送のフリーレンの魅力を4つ伝えられていれば最高です。

死にまつわる話で異世界なのに日常に溢れている作品は珍しいのではないでしょうか。
物語はもちろん、制作会社や歌、キャラクター、様々なものに触れてきましたがその魅力を1つの記事で伝えきれるものではありません。

面白いのでぜひ、観てみてください。
そして、豊かな日々をお過ごしください。
ではまた!

葬送のフリーレンをPrime Videoで視聴する(無料)